2015年7月26日日曜日

洗浄について

(この記事を閲覧される前に、超炭酸を20円で作るをご覧ください。)


炭酸製造器キリツボを使用した後は、洗浄しましょう。洗浄をしないとカビ、悪臭の原因になります。
(この記事の流れは


となります)





フィルター付きペットボトルの洗浄


炭酸飲料製造後、フィルター付きペットボトル内には、発泡しているクエン酸3ナトリウム水溶液および沈殿物が入っています。(クエン酸3ナトリウムとは、重層とクエン酸の無毒な化合物です。これは、食品添加物等に用いられています。)

これら水溶液と沈殿物は、炭酸製造には無用なものなので、水道水で洗い流してください
(例えば、
1.ペットボトルを逆さにし、溶液+沈殿を破棄します。(この状態だと沈殿はまだあるので、)
2.ペットボトル口から水道水を注水、ペットボトルの半分程度注水が完了したら、
3.ペットボトルの口を押え、上下に振り、沈殿物を水に溶けこませます。
4.再度ペットボトルを逆さにし、水溶液を捨てます。(沈殿が残っていたら2,3の繰り返し)

)


容器内に溶液や沈殿が残っていると、次の炭酸製造の妨げになりますので、しっかりと洗浄してください。

フィルター付きペットボトル内部は、常に、重曹、クエン酸、クエン酸ナトリウム等の弱酸または弱アルカリにさらされることになります。よって、このペットボトル内部は、炭酸製作時は常に、殺菌状態にあると言えます。よって、洗浄に用いるものは、水道水で十分です。






キリツボ本体の洗浄

炭酸製造後、キリツボ本体の内部には、飲料(またはクエン酸重曹等)が付着しています。(クエン酸重曹については、製造方法が誤った場合付着します。)

この付着は、後の飲料の味に影響を与えます。たとえば、お茶を炭酸化したあと、器具を洗わずにそのまま、水の炭酸化しようとした場合、お茶の成分が水に混入する事でしょう。

炭酸化を終えた後は、キリツボ本体を洗浄することをお勧めします。
お勧めの方法は、
1.フィルター付きボトルの直上のボールバルブを「閉」、
2.飲料ボトルとフィルター付きボトルの間のボールバルブを「開」にしたのち、

3.キリツボ本体を逆さにし、
4.水道水をキャップから注水し、
5.キャップから水があふれるまで水を満たし、

6.逆さ状態のキリツボ本体を再度正立させて、水を抜く、
7.キリツボを左右上下にシェイクして水を切る。


(上記方法は、Mr.KIRITSUBOが実行している方法です。さらに良い方法がありましたら、それを実行してください。)






開放弁カバー、開放弁(外)の洗浄



炭酸製造の際、圧力が6.5MPa近傍に達し、開放弁を作動させてしまうと、開放弁外に、二酸化炭素、飲料が流出し、開放弁カバーにかかります。
この時、開放弁外側および、開放弁カバー内側に飲料が付着した状態になります。

飲料の付着後、何日も放置すると、カビや悪臭の原因になります。開放弁を働かせてしまった場合は、開放弁カバーの内部を洗浄する必要があります。

(洗浄の手順は、たとえば、
1.開放弁カバーを反時計回りにひねり、キリツボ本体から外す、
2.開放弁カバーを水道水で洗う、安全弁を水で洗う
3.カバー、安全弁の水切りをし、
4.カバーをキリツボにしっかり取り付ける。






最後になりますが、洗浄の際は以下の事柄もご注意ください。
  • 洗浄の際、たわしを使用しないでください。研磨により器具を痛めてしまうからです。
  • また、洗浄の際の水温は0℃~50℃までです。50℃以上の水を器具に接触させないでください。器具が劣化するからです。
  • 洗浄時は、基本的に水で十分です。ただし、カビがどうしても気になる場合は、エタノール(アルコール)で除菌することもできます。(キッチンハイター等の塩素系洗浄剤の使用は絶対におやめください。クエン酸と反応し有毒ガスが発生、死亡事故につながる恐れがあるからです。)








(*記載情報に間違いがある場合は、コメントを下さい。)



以下のリンクも見てください。よろしくお願いします。

ものすご~く強い炭酸飲料を、しかも、20円以下で作る方法。(炭酸サーバー)

技術編(キリツボの構成部品、炭酸作成手順の詳細)











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(お問い合わせはメールでお願いします。)
名前:KIRITSUBO
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