(この記事をお読みになる前に、超炭酸を20円で飲むをご覧ください)
今回は、扱いにくい大サイズの重曹またはクエン酸の
大きく扱いにくいバッグを、
小分する方法を記事にしました。
この記事を読むことで、25㎏のお得な価格で原料を購入しつつ、それを便利に扱うことができるようになります。キリツボ炭酸生活を楽しむためにも、しっかり読んでいただければと思っております。
(この記事の流れは、
- 25kgサイズの弱点!
- 小分け作業の内容
- メリット・デメリット
と、なります。)
25kgサイズの弱点!
基礎知識の記事で、重曹やクエン酸を購入する際、「25kgのものを選べば、低価格でお得」ということを紹介させていただきました。しかし、前記事では、扱う上でとても重要なことを述べてませんでした。それは、商品は
25kgで
大サイズであるということです。
(写真は、東ソー株式会社製の重炭酸ナトリウム25㎏です。)
このクラフトバッグの寸法は、おおざっぱに、縦60cm横47cm高さ7cm。
(横幅は、47センチなので、一般人の肩幅より広いサイズです。)
これを持ち運ぶとき、
「デカくて重たい」ので、抱えて持つ体勢になります。ものすごく扱いにくいのですね。
炭酸製造器キリツボを利用される方々は、器具や重曹クエン酸を、食器棚や部屋の隅に保管されていることでしょう。そして、炭酸を作る際に、一時的に、それらをテーブルの上などに移動させるはずです。そう考えると、10㎏を超えるバッグを毎回移動するのは現実的ではありません。
また、バッグを常に開放状態にしておくと、「吸湿」や「埃の混入」を招くことになります。
じゃあ、少量の商品を買うかというと、それはコスト増につながってしまうので「×」です。
そこで、ご利用者様に以下のように提案させていただきます。
「25kgの商品が配達されたら、まず、
小分けしてください。」
小分け作業の内容
「小分け作業と言われても。。。」とお考えであると思います。
しかし、大丈夫です!簡単な作業なのです。
以下、KIRITSUBO流のやり方を紹介します。(もっと効率の良い方法をご存知である場合は、その方法を実行してください)
1.重曹(クエン酸)25㎏、ビニールシート、小分け用袋、手桶を準備します。
ビニールシートは、粉末がこぼれたときに床に広がらないようにするためのものです。
小分け用袋は、フリーザーバッグのような、厚みのあるものを使用してください。買い物袋のような厚み0.01mm~0.03mmのものは、すぐに破れてしまいます。写真の物は、旭化成のZiplocジップロック フリーザーバッグ 大 36枚入り 27.3cm×26.8cm 0.07mm厚、という製品です。(ホームセンターで400円で売られてました)
手桶は、25㎏バッグに入った粉末を小分け用袋に移すためのものです。容積1ℓ近くのものをお勧めします。これは、コップ、計量カップ、シャベル、スコップ、柄杓等でも代用可能です。写真に写っているものは、イノマタ化学のリーフ手桶という製品です。(100円ショップで売られてました。)
2.ビニールシートを広げ、その上に25㎏バッグの頭を右向きに置き、先端を切り取ります。
右利きの人は、粉の出し入れを容易にするため、取り出し口となる頭を右向きにおきましょう。そして、写真の赤枠の部分を「引きちぎる」か「ハサミ等で切り取りましょう」。(中にはプラスチック厚袋で密封されている粉末が入っています。プラスチック厚袋はまだ切らないようにしましょう)
3.紙を剥き、プラスチック袋をむき出しにし、粉末を袋口から遠ざけます
粉末が紙に隠れていたら、作業しにくいので、中身が見えるように、紙は剥いてしまいましょう。
また、プラスチック袋口(右端)を切った時に、粉末がこぼれてしまわないよう、粉末を袋口から遠ざけましょう。
4.プラスチック袋の先端を切り、手桶を用いて、粉末を小分け袋に移します
手桶等で25㎏バッグの粉末をすくい、ジップロック等小分け袋に移します。移す量はかなり適当でいいと思います。私MR.KIRITUSBOは、2kg~3kg移しています。適当です(正確に丁寧にやると時間が無くなるからです)
小分け袋に移し終えたら、口を閉じましょう。Ziplock等フリーザーバッグにはチャックがついています。
5.手順4の詰め替え作業を25kgバッグが空になるまで繰り返します。
楽な姿勢で、ストレスのないよう適当に、繰り返しやります。5~10分の作業で移し終えます。
私共がやった場合は、25㎏がフリーザーバッグ11袋に納まりました。
6.保管しましょう。ケースに詰める、収納棚に入れる等
小分け袋を管理しやすい場所に置きましょう。例えば、段ボールに詰めて、部屋の片隅に置きます。上の写真に写っている段ボールのサイズは幅44cm、奥32cm、高さ28cmですが、すべての袋を入れてもまだ余裕があります。
このように、重曹のやり方を紹介しましたが、クエン酸も同様に保管ができます。これらは、必要になった時に、1袋ずつ取り出せばよいわけです。さらに、重曹クエン酸は数年の保存が可能なため、めったに炭酸製造をしない方でも、数年かけて全量を消費できることでしょう。また、掃除など調理等の他の使用も可能です。ちなみに、25㎏の重曹・クエン酸だと、500mlの炭酸を、約500本~800本(炭酸強度によります)作れます。
メリット・デメリット
作業内容をご覧になった結果、お気づきだと思いますが、メリットデメリットは、以下の通りです。
メリット
・25㎏サイズの価格で原料を仕入れることができる
・持ち運び(準備作業)の不便さを解消。
・保管管理がしやすくなる。
・吸湿、埃混入を避け、保存状態が良くなる
デメリット
・小分けの作業時間(5~10分)+小分け袋(150円程度)のコスト
(*記載情報に間違いがある場合は、コメントを下さい。)
以下のリンクも見てください。よろしくお願いします。
ものすご~く強い炭酸飲料を、しかも、20円以下で作る方法。(炭酸サーバー)
技術編(キリツボの構成部品、炭酸作成手順の詳細)
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